2011年12月5日月曜日

平成23年賃金引上げ等の実態に関する調査

みなさん、こんにちは。

本日は、労働経済の情報を1つ。

先日、厚生労働省が
「平成23年賃金引上げ等の実態に関する調査」↓を公表しました。

この調査結果、過去に試験に出題されたことが何度かあります。

たとえば、

賃上げ実態調査によって、賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素を見ると、
「世間相場」とする企業割合が最も高く、次いで「企業業績」、「労働力の確保、
定着」、「労使関係の安定」の順となっている。

というようにです。

最も重視した要素は、「企業業績」なので、この問題は、誤りです。


平成23年の調査でも、
賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素は、
「企業の業績」が58.5%が最も多く、
次いで、「親会社又は関連(グループ)会社の改定の動向」が6.1
「労働力の確保・定着」が3.4
となっています。

細かい数値まで覚える必要はありませんが、
一番割合の高いもの、これは知っておくとよいでしょう。