みなさん、こんにちは。
4月になりました。
年度が変わって、生活が一変したという方もいるかもしれませんね。
そのような方、できるだけ早く、新しい生活に慣れるようにして下さい。
そこで、
変わるといえば、国民年金の年金額、毎年度、改定が行われます。
これについて、1月に
「改定率など主な率は、政令で定められており、この政令は、例年、3月下旬に
公布されているので、今年も、そのような時期に、正式な「政令で定める率」が
公布されるかと思います」
ということをお伝えしていましたが、
平成29年度の改定率が公布されました。
「0.998」とされています。
この率は、
平成28年度の改定率(0.999)×
物価変動率(0.999)
により算定されたものです。
ですので、平成29年度の老齢基礎年金の満額は、
780,900円
× 改定率(0.998)≒ 779,300円
となります。
障害基礎年金の加算額は、
第1子、第2子は「224,700円 × 改定率」
第3子以降は「74,900円 × 改定率」
により算定するので、それぞれ「224,300円」「74,800円」となっています。
過去の出題をみると、年金額をわずかだけ変えて誤りにするようなものはなく、
逆に、「率」は選択式などでも狙われるので、まずは、改定率を正確に押さえて
おきましょう。