2016年12月20日火曜日

平成28年労働組合基礎調査



前回、障害者雇用状況の最新情報をお伝えしましたが、
今回は、基本書P568に掲載している「労働組合基礎調査」の最新情報です。

ここのところ、毎年12月に、最新の結果が公表されています。

そこで、平成28年6月30日現在における状況は、次のようになっています。

推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は、17.3%で、
前年より0.1 ポイント低下しています。
女性の推定組織率(女性雇用者数に占める女性の労働組合員数の割合)は、
前年と同じで12.5%となっています。
パートタイム労働者の推定組織率は7.5%で、前年より0.5 ポイント上昇と
なっています。

労働組合基礎調査の結果は、労働経済の中では、かなり出題頻度が高いです。

とはいえ、調査結果をすべて押さえるというのは、難しいでしょう。

ですので、
まず、「推定組織率」が20%を下回っており、長期的に低下傾向にあり、
平成28年は過去最低となっていること、
これに対して、パートタイム労働者の推定組織率は増加傾向にあること、
この点は、押さえておきましょう。


詳細な調査結果は、厚生労働省のwebサイト
をご覧ください。