2014年7月16日水曜日

厚生年金基金の改正



みなさん、こんにちは。
ここのところ暑い日が続きますが、
体調管理、ちゃんとできているでしょうか。

さて、合格レッスンの追録やこのブログでもお知らせしていますが、
厚生年金保険法の本則から「厚生年金基金」の規定が削除されています。

だからといって、現実には「存続厚生年金基金」という形で
従来からある厚生年金基金は存続しています。

そこで、試験対策ですが・・・
厚生年金基金については、今まで、毎年のように出題があり、
それも、細かい内容が多々ありました。

このような出題は、まず、ないと思われます。

今後、存続厚生年金基金については、
解散や他の制度への移行を促していきますから、
出題されるとしたら、それに関連することではないかと思われます。

たとえば、存続厚生年金基金が任意に解散する場合、
「代議員の定数の3分の2以上の多数による代議員会の議決」
が必要であるというような点です。

自主解散型基金」や「清算型基金」に関する規定が設けられていますが、
これらは、かなり現実的な部分になり、
もし、出題されるとしても、概要のようなものではと思われます。

大きな改正があった場合、少し細かいことも押さえておいた方がよいのですが、
この改正については、細かいことは、あまり意識しないほうがよいでしょう。

それでは、みなさん、
夏バテしないよう、体調管理をしっかりしながら、
勉強を進めて下さい。