受験生のみなさん
こんにちは。
さて、現在、勉強は、どの科目を進めていますか?
今日は、年金に関することです。
すでに、年金を勉強していれば、
年金額には、現在、物価スライド特例措置があり、
それにより、毎年度、年金額が改定されることは、ご存知ですよね。
そこで、
1月31日に、厚生労働省が、平成26年度の年金額について発表をしました。
年金額については、基本書P731~732に記載があるように、
ちょっとややこしいことになっています。
物価スライド特例措置を段階的に解消するため、
特例措置による額が平成25年10月から1%引き下げられましたが、
平成26年度は、さらに、0.7%の引下げとなりました。
当初、1%の引下げが予定されていましたが、
総務省が1月31日に発表した「平成25年平均の全国消費者物価指数」の対前年比
変動率が0.4%となり、
また、平成26年度の年金額の改定に用いる「名目手取り賃金変動率」が0.3%と
なったためです。
変動率が0.4%となり、
また、平成26年度の年金額の改定に用いる「名目手取り賃金変動率」が0.3%と
なったためです。
本来水準の額が上がったので、その分、特例水準の引下げが減ったということです。
改定率など主な率は、例年、3月下旬に公布されているので、
今年も、そのような時期に、正式な「政令で定める率」が公布されるかと思いますが、
とりあえず、年金額の動きがどうなったかは、知っておいてください。
まだまだ寒い日が続くでしょうから、
風邪をひいたりしないように。