前回、就労条件総合調査の最新情報をお伝えしましたが、
今回は、基本書P552に掲載している「労働組合基礎調査」の最新情報です。
ここのところ、毎年12月に、最新の結果が公表されています。
そこで、平成25年6月30日現在における状況は、次のようになっています。
● 推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は17.7%
となっており、前年より0.2ポイント低下しています。
● パートタイム労働者の推定組織率は6.5%となっており、
前年より0.2ポイント上昇しています。
前年より0.2ポイント上昇しています。
労働組合基礎調査の結果は、労働経済の中では、最もよく出題される
といっても過言ではないくらい、出題頻度が高いです。
とはいえ、調査結果をすべて押さえるというのは、難しいでしょう。
ですので、
まず、「推定組織率」が20%を下回っており、長期的に低下傾向にあること、そして、パートタイム労働者の推定組織率は増加傾向にあること、
この点は、押さえておきましょう。
詳細な調査結果は、厚生労働省のHP
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/13/index.html
をご覧ください。