2012年3月22日木曜日

問題演習のタイミング

今年の試験が例年どおりなら、
試験まで5カ月ほどです。

この時期になると、かなり勉強が進んでいる方もいるでしょう。

ところで、以前、受験生から、
問題演習は、どのようなタイミングでするのがよいのですか?
という相談を受けたことがあります。

この受験生は、ある項目を勉強した後、
すぐに、それに関連する問題を解いていたのですが・・・


確かに、勉強をした後、すぐに問題を解くのは、よい復習になると思います。
勉強した箇所の再確認ということでも。
ただ、この場合、正解率は高くなります。
当たり前といえば、当たり前なのですが。


では、実際の試験ではというと、そうはいきませんよね。
ですので、少し寝かせた後に解くほうが効果的です。

たとえば、基本書を読んだりする、そして、それを自分の頭の中で整理する、
それから少し間を置き、問題を解く。
これで、思ったほど、正解できないときは、
理解不足か知識の定着が甘いということになります。

インプットとアウトプットには若干時間差があったほうが、
その時点での実力が見えてきます。

ですので、ある項目を勉強し、すぐに問題を解いてみて、
さらに、しばらくしてから、同じ問題を解いてみましょう。

では、みなさん、頑張ってください。