みなさん、こんにちは。
本日は、労働経済の情報を1つ。
先日、厚生労働省が
「平成23年賃金引上げ等の実態に関する調査」↓を公表しました。
この調査結果、過去に試験に出題されたことが何度かあります。
たとえば、
賃上げ実態調査によって、賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素を見ると、
「世間相場」とする企業割合が最も高く、次いで「企業業績」、「労働力の確保、
定着」、「労使関係の安定」の順となっている。
というようにです。
最も重視した要素は、「企業業績」なので、この問題は、誤りです。
平成23年の調査でも、
賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素は、
「企業の業績」が58.5%が最も多く、
次いで、「親会社又は関連(グループ)会社の改定の動向」が6.1%
「労働力の確保・定着」が3.4%
となっています。
細かい数値まで覚える必要はありませんが、
一番割合の高いもの、これは知っておくとよいでしょう。