2016年11月22日火曜日

雇用保険法の暫定措置



みなさん、こんにちは。

現在、どの科目を勉強しているでしょうか?

かなり勉強が進んでいる方もいれば、まだまだという方もいるでしょう。

そこで、「雇用保険法」は、すでに勉強をしているでしょうか?
というのは、「雇用保険法」には、いくつかの暫定措置が設けられています。
それに関して、
たとえば、「基本書」307ページに「平成29年3月31日までの間」という
記述があります。
312ページには、「平成29年3月31日以前である」という記述があります。

これらは、平成28年度までの措置ということです。
ということは、平成29年度試験には関係ないのでは?なんて思われる方も
いるかもしれません。
そのため、ここは捨ててしまおうと考えるということもあり得そうです。

確かに、現時点での規定では、平成29年3月31日までのものですが、
継続する可能性があります。

期間限定の措置であっても、その期間が延長されることがあります。
実際、これらの規定は、期間が延長された実績があります。

ですので、再び延長されるということが十分考えられるので、
現時点では捨てたりしないようにしましょう。

これらの扱いに、改正が生じたら、このブログや追録でお知らせします。



2016年11月11日金曜日

第48回社会保険労務士試験の合格者発表



48回社会保険労務士試験の合格者発表がありました。

合格率などについては、次のようになっています。

(1)受験申込者数  51,953人(前年52,612人、対前年 1.3%減)
うち科目免除者  1,189人(うち公務員特例の免除者 593人)
(2)受験者数 39,972人(前年 40,712人、対前年 1.8%減)
うち科目免除者  1,034人(うち公務員特例の免除者 511人)
(3)受験率             76.9%(前年 77.4%)
(4)合格者数           1,770人(前年 1,051人)
うち科目免除者       114人(うち公務員特例の免除者 77人)
(5)合格率                 4.4%(前年  2.6%)

合格率、平成27年度は史上最低の率でしたが、それよりは少し高くなっています。
とはいえ、過去2番目に低い水準です。

合格基準については、次のようになっています。

(1)選択式試験は、総得点23点以上 かつ 各科目3点以上 です。
ただし、「労務管理その他の労働に関する一般常識」、「健康保険法」は2点以上

「労務管理その他の労働に関する一般常識」は労働経済からの出題で、厳しい内容
だったので、基準点の引下げは順当なところでしょう。「健康保険法」は、受験生
全体の点が伸びていないことから、引下げとなっています。

(2)択一式試験は、総得点42点以上 かつ 各科目4点以上 です。
ただし、「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」、「厚生年金保険法」、
「国民年金法」は3点以上

総得点は、個数問題の増加や事例問題が多く出たところから、全体的に得点が低く
なり、平均的が大きく下がったことが影響したようです。
それと、科目別の基準点について、3科目の引下げというのは、平成16年度試験
以来です。

そのほか、合格発表に関連する情報は、下記をご覧ください。

試験センター