2016年10月27日木曜日

まずは基本を。



みなさん、こんにちは。

前回お知らせをしましたが、
2017年版 合格レッスン 基本書」が発売されています。
すでに購入をされ、勉強を進めている方もいるかと思います。

そこで、学習を進めていくうえで、一番大切なのは、基本を理解することです。

ですから、まずは、1つ1つの規定を理解することができるよう、
じっくりと学習を進めてください。

ある程度、勉強が進むと、知識の確認をする必要があります。
そのためには、まず、「過去問」を解いてみましょう。

合格レッスンシリーズの「過去問題集」は、2017年版から4分冊になりました。
過去問題集1は、労働基準法、労働安全衛生法、労務管理その他の労働に関する一般常識
過去問題集2は、労災保険法、雇用保険法、労働保険徴収法
過去問題集3は、健康保険法、社会保険に関する一般常識
過去問題集4は、国民年金法、厚生年金保険法
を、それぞれ掲載しています。

このうち過去問題集1は、11月下旬に発売されますので、
基本書で、労働基準法と労働安全衛生法の学習を進め、1回転か、2回転したところで、
過去問にチャレンジするとよいでしょう。

平成29年度に初めて社労士試験を受験するのであれば、基本書で勉強したことが、
試験ではどのように出題されるのか、それを知っておくということが大切ですから、
最初は、正解率が低くとも、気にせずに、問題を解きましょう。
そして、十分理解してないと感じた箇所は、丁寧に復習しましょう。

「問題を解く」⇒「基本書で確認」
この反復が理解を促し、さらに、知識の定着につながります。

それでは、勉強、頑張ってください。

2016年10月19日水曜日

発売です。



みなさん、こんにちは。

まずは、お知らせです。
お待たせしてしまいましたが、
2017年版 合格レッスン 基本書」が完成しました。

現在、書店のほうに順次納品を進めていますので、
間もなく書店の店頭に並びます。


そこで、初めて勉強をされる方、
最初は、ざっと目を通して下さい。
まずは、全体像を知ることが大切です。
ですので、
基本書の中に、「判例」とか、「通達」というアイコンに続く文章があり、
これらは、試験対策上、重要なものですが、レベルの高い内容ですから、
まず、全体像を知るという点では、飛ばしても構いません!
全体像をつかむと、科目間のつながりなどが見えてきて、
その後の理解が大きく違ってきます。

受験経験のある方、
もう基本的なことはわかっていると考えているかもしれませんが、
しばらく勉強から離れていたということであれば、軽く一読してみて下さい。
そうすることで、以前勉強をしていた記憶がかなり蘇りますよ。

試験後も勉強を続けていたという方も、改正点を知りたいということであれば、
まずは、ひととおり目を通すことをお勧めします。

「改29」というアイコンがあるところは、改正があった部分ですので、
確認することができます。

それでは、まず、初めの一歩を踏み出してください。


2016年10月5日水曜日

産業医の選任



平成29年度社労士試験の合格を目指されている方、
勉強をしていますか?

このようなことをきくと、
2017年版の「基本書」を早くといわれてしまうかもしれませんね!
発売について、お待たせをしてしまっております。

現在、改訂作業は終わり、印刷が進んでいるところです。
今月の中旬にはできあがりますので、もうしばらくお待ちください。

そこで、平成29年度社労士試験に向けての改正を1つ紹介しておきます。

労働安全衛生法の産業医の選任についてです。

産業医は、所定の要件を満たす医師のうちから選任しなければなりませんが、
その事業場における地位という点では特に規制はありませんでした。

ですので、たとえば、病院などで、産業医の選任義務が生じた場合、
その院長を産業医として選任することも可能でした。
ただ、このような立場の人が産業医となった場合、労働者の健康管理よりも
事業経営上の利益を優先してしまい、産業医としての職務が適切に遂行されない
なんてことも考えられます。

そこで、
● 事業者が法人の場合にあっては当該法人の代表者(事業場の運営について利害関係
を有しない者を除きます)
● 事業者が法人でない場合にあっては事業を営む個人(事業場の運営について利害関係
を有しない者を除きます)
事業場においてその事業の実施を統括管理する者
これらの者からは、選任することができなくなりました。

安全衛生管理体制については、頻出ですから、
この改正は、しっかりと押さえておきましょう。